前編で述べた、固定費と変動費を見直す以外の方法で効果のある家計管理のポイントを4つ紹介いたします。
1つ目は節税することです。
会社員の方が使える代表的な節税方法として、生命保険料控除、地震保険料控除等がありますが、地震保険料控除の申告を忘れてしまっている方も見受けられますのでお気を付けください。
また、iDeCoも有効な節税対策となりますが、60歳まではお金を引き出すことができない等のデメリットもありますので、よくご検討の上ご加入ください。
その他にもふるさと納税、住宅ローン控除、医療費控除(セルフメディケーション税制)等があります。
できることは限られますが、使っていない制度があれば活用して家計の支出を抑えていきましょう。
2つ目はポイントを効率的に貯めることです。
現金では貯まらないポイントもクレジットカード払い、キャッシュレス払いを選択することで独自のポイントが貯められます。
保険料やスマホ代、食費、水光熱費はカード払いにしてポイントを貯めれば、食費や雑費、マイルに交換できれば旅費も節約できます。
様々な会社がポイントを貯められるサービスを提供していますので、自分のライフスタイルに合わせて活用してみてください。
ただ、ポイントを貯めるための無駄使いにはお気を付けください。
3つ目は運用を取り入れることです。
NISA、積立NISA、保険を使っての運用、不動産投資等様々な方法がありますが、現在銀行の金利がかなり低いことを考えると自助努力で増やすことも大切な方法です。
リスクはありますが、運用の仕方によりリスクをコントロールすることもできますので、まちの専門家グループの専門家に相談しながらスタートしてみてはいかがでしょうか。
4つ目は家計にある不必要な物を売却することです。
コロナウイルスで在宅時間が増えた今、家計の中でいらない物、しばらく使っていない物をチェックし、不必要な物を売却して現金化することで家計の支出を抑えることができます。
様々なサイトやお店がありますので、ご自身に合った方法で売却を検討してみてはいかがでしょうか。
コロナウイルスの影響で私たちの生活様式は大きく変わりました。
それに併せ、家計の管理方法も変えていかなければなりません。
今までよりも家庭での時間が増えたと思いますので、この機会に大きく家計の管理方法を見直してみましょう。
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