税務申告

タワーマンションを利用した相続税の節税が封じられる?(後編)

相続税の節税のためタワーマンションの住戸を購入して賃貸する「タワマン節税」が注目されています。相続税額を計算する際、不動産の財産評価は現金や有価証券を下回りますが、特にタワーマンションは条件次第で大きな節税効果が見込めるのです。

民法

マイホームが契約後に災害で倒壊!支払義務はどうなるの?

マイホームの売買契約締結後、引渡しの前までに台風で建物が倒壊した、または隣家の出火によって建物が焼失したなどが原因で売主の引渡義務が果たせなくなった場合に、買主(不動産物件を買う人)の代金支払債務が消滅するのか、しないのかという「危険負担」の問題が出てきます。

民法

約120年ぶりの民法大改正! その②~具体的な改正点とは?

消滅時効とは簡単に言うと、権利をほったらかしにしたまま一定の期間が過ぎるとその権利が消滅してしまうという制度のことです。 例えば借金(債務)をした人(債務者)が夜逃げした後、金融業者(債権者)から請求を受けなかったことで、一定の期間に借金を返済しなかったとします。 その後、債務者が消滅時効の制度を使うことによって、その債務が消滅します。 つまり、借金を返さなくてもよくなったので、一件落着というわけです。 

ライフプラン

長生きは危険?今から間に合う対策でひと安心する方法

突然ですが皆さん『長生きリスク』という言葉をご存知でしょうか?
最近、雑誌等で時々目にするようになってきた言葉です。なんとなく我々中高年者にとって、印象のあまりよくない言葉ですね。
まるで、「長生きすること自体がリスク」、「長生きしない方がいいの?」と言われているような感覚を持ってしまうのがこの言葉の良くないところだと思います。
しかし、皆さん!違うのです!『長生きリスク』は長生きすることをどうのこうのいう言葉ではありません。
長生きはして下さい。長生きはしなければいけないのです。長生きすればもっともっと楽しハッピーな体験ができるのです。

民法

約120年ぶりの民法大改正! その①~国民生活にも影響大?

民法は、家族関係から経済取引まで、幅広い範囲についてさまざまなルールを定めています。
今回の民法の改正は、2017年(平成29年)6月2日に公布され、3年以内に施行されることになります(平成32年4月頃となる模様です)。
これは、約120年ぶりの抜本改正となるもので、法曹関係者、企業法務関係者のみならず、国民生活にも影響を与え得る内容です。