長生きは危険?今から間に合う対策でひと安心する方法

突然ですが、皆さん『長生きリスク』という言葉をご存知でしょうか?

最近、雑誌等で時々目にするようになってきた言葉です。なんとなく我々中高年者にとって、印象のあまりよくない言葉ですね。

まるで、「長生きすること自体がリスク」、「長生きしない方がいいの?」と言われているような感覚を持ってしまうのがこの言葉の良くないところだと思います。

しかし、皆さん!違うのです!『長生きリスク』は長生きすることをどうのこうのいう言葉ではありません。
長生きはして下さい。長生きはしなければいけないのです。長生きすればもっともっと楽しハッピーな体験ができるのです。

 

でも、私達人間は生きるためには悲しいかなお金がかかるのです。このことは皆様にもご理解いただけるはずです。

長く生きれば当然それだけお金も多くかかるわけで、それを『長生きリスク』と言い、そのお金の対策を考えておこうというのが『長生きリスク対策』となるわけです。
とても思いのこもった、現実的な言葉なのです。

 

では、かかるお金とは何でしょうか?色々ありますが、まずは医療費です。

 

長生きをすればするほど医療費が大きくなってくるのは当然です。
私も若かりし頃、頑丈な肉体を誇っていて、「自分は将来、病院の世話になどなるわけがない」と、浅はかにも思い込んでいた時代がありました。
しかし、50歳を過ぎた今、身体のあちこちにガタが確実にきております。

 

先月ですが、70歳以上の医療費負担が見直されたのはご存知でしょうか。
もう、現役世代のみが負担をして高齢者はその恩恵を受けるのみという時代は過去の話です。
健康保険制度を維持させるためには、負担と給付は全世代での協力が必要とせざるを得ないということで、
つまり年金等の収入が一定額を超える70歳以上の方の負担が引き上げられたということです。

 

健康保険の高額療養費の自己負担限度額をみてみると、限度額4区分(低所得者Ⅰ・低所得者Ⅱ・一般所得者・現役並所得者)の内、
一般所得者(年収370万円までの方)について負担限度額が月12000円が14000円に、1年後にはさらに4000円アップします。
現役並所得者(年収370万円以上)の方については、月44000円から57600円に負担が増え、
今後、所得区分はさらに細分化されて、高額療養費の自己負担限度額がもっと増えてしまう方が出てくるということなのです。

 

要するに医療費の負担について不安に思う方は確実に増えてきます。

このような、医療費負担の増加問題に対しての備え・対策をどうすればよいのでしょうか?

 

例えば、医療保険の加入を検討しても、高齢になると保険への加入は当然難しくなります。
加入できても保険料は割高でしょう、また、病歴や持病によっては加入出来ない場合もあります。

医療費専用の銀行口座を開設し、貯蓄を大きくしておく方が医療費を賄うには有利かもしれません。
いずれにしても、少しでも早く考えてみた方が良いに決まっていますよね。

 

…ということを考えて実行するのが『長生きリスク対策』ということなのです。

 

医療費の問題は、確かに大きなリスクではありますが、早くから対策をを練り、充分な見込みを立てることができれば、安心感を大きくすることができるはずです。

 

私達、まちの専門家グループでは、このようなリスク対策の策定を皆様と共に考え、お手伝い出来るよう、日々、努力、経験を積んでおります。
手遅れなんてことは考えずに、一緒に考えていこうではありませんか。

 

投稿者プロフィール

まちの専門家グループ株式会社ラックコンサルタント
経験豊富なアドバイザーがお客さま一人一人の専属担当となり、問題解決のために必要となるプロジェクトチームを編成。お客様と専門家をワンストップでつなぎます。独自の専門家ネットワークで、ファイナンシャルプランニング設計をはじめ、複合的なご相談の窓口としてご利用いただけます。

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