昨今、インターネットの発達により、電子情報が一般化してまいりました。
この電子情報には思わぬ弊害があるのをご存じですか?
本日は、電子情報の弊害の話をいたします。
個人情報のインターネット管理により、ログインIDやパスワードは本人しか知りえないものとなりつつあります。その結果とても安全で管理も容易となりました。
しかし安全であるが故に、家族であってもその情報にたどり着くことが出来ない場合があるのです。
アナログの時代では、貴重品(例えば通帳、実印、証書など)は貴重品ボックスに入れてあるので、本人に「もしものこと」があったとき、家族は貴重品ボックスの中身の確認で十分対応が出来ました。
今や電子取引などが一般化し、貴重品ボックスの存在意義が失われつつあります。貴重品ボックスのあるご家庭の方が少ないように思えます。
貴重品ボックスがない場合は、ご家庭の貴重品(個人情報)は、その所在が分からなくなってしまうものなのです。
我々もご家族の苦労を目の当たりにする場面に遭遇することがあります。相続などの手続き依頼を受けた際、手元に資料が何もないといったことが少なくないのです。
こうなると大変です、我々のように専業で遺産整理を行っている業者であっても調査には限界があり、以前の記事でも触れましたが「保証債務」などは調査できません。またWEB取引などは、せいぜい時間差で発見できるぐらいです。
では、どうするのか?
答えは簡単、貴重品ボックスの再来、アナログへの見直しです。
「もしもMEMO」を活用して、家族が見る事の出来る情報として手元に残すのです。
必要最低限のメモだけでも残してあれば、調査は飛躍的に捗ります。
まちの専門家グループで無料配布している「もしもMEMO」をご利用ください。
日々普通に過ごしている我々も、実は明日の安全が担保されていないものです。災害や事故はこちらの都合でやってきません、いつ何時お構いなしに襲ってきます。
危険なフィールドスポーツ、登山やダイビングなどのシーンでは、従来から使われていた「もしもMEMO」。
この「もしもMEMO」を普段使いして下さい。
“もしも”のことが想定出来るようになると、様々な“もしも”が気になってきます。
エンディングノートや自筆証書遺言なども考えられるようになるでしょう。“もしも”を想定しない準備は、あまり意味がなく、総合的な問題整理にはなりません。
是非、「もしもMEMO」を利用して、来るべき“Xデー”に備えてください。
まちの専門家グループでは、皆様の“もしも”に対する回答がございます。
気付いた者から準備する。
転ばぬ先の杖は、転ぶことを想定出来た人のみが準備出来るものなのです。
★「もしもMEMO」についてはまちの専門家グループまでお問い合わせください。
投稿者プロフィール
- 経験豊富なアドバイザーがお客さま一人一人の専属担当となり、問題解決のために必要となるプロジェクトチームを編成。お客様と専門家をワンストップでつなぎます。独自の専門家ネットワークで、ファイナンシャルプランニング設計をはじめ、複合的なご相談の窓口としてご利用いただけます。
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